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まるで「Spot」みたい? 多脚ロボットが登場するSF映画おすすめ5選

まるで「Spot」みたい? 多脚ロボットが登場するSF映画おすすめ5選

試作段階からインターネット上で話題になり、ついに一般発売も開始されたBoston Dynamics社の四足歩行ロボット、Spot。

日本でも一部の企業で実験的な導入が始まり、ソフトバンクホークスの応援ではPepperと一緒にダンスを披露したことでも大きな話題を呼びました。

まるでSF映画の世界から飛び出してきたようなSpot。このような多脚ロボットは、これまで映画の中でもさまざまなかたちで描かれてきました。

そこで、今回はSpotのさらなる未来を想像させるような、ハイテク多脚ロボットが登場する映画をまとめてご紹介します。

日本の名作SF漫画をハリウッド映画化『ゴースト・イン・ザ・シェル』

脳とネットを直接つなぐ技術や、肉体の一部をサイボーグ化することが一般的になった未来社会。

凶悪なテロに立ち向かう捜査機関「公安9課」を率いるミラ・キリアン少佐は、脳以外の全身をサイボーグ化し、圧倒的な戦闘力をもって日々戦っていた。

そんな彼女をはじめとした公安9課は、ロボット開発の大手ハンカ・ロボティックス社の技術を破壊しようとするテロを捜査することになる。

ところが、捜査を進めるうちに、少佐は自身の過去に隠された秘密や失われた記憶の謎を知っていくことになり……

アニメ化もされてきた大人気SF漫画「攻殻機動隊」を、スカーレット・ヨハンソン主演でハリウッド映画化した作品。

原作の持つ独特の世界観や、テクノロジーと人間の関係性を深く描いたストーリー、そして圧倒的な映像美とアクションが話題を呼びました。

原作ではマスコット的なキャラクターとして人工知能を搭載した多脚戦車「タチコマ」が有名ですが、本作でもそれを連想させるような多脚戦闘ロボットが登場する場面があります。

原作のように愛嬌のある存在ではありませんが、がれきによる足場の悪さをものともせずに強力な武装でターゲットに襲いかかるという恐ろしい性能で、多脚ロボットの有用性を見せました。

“幽霊”との戦いを描いたNetflix発のSF大作『スペクトル』

ゲリラの反乱による混乱が続き、アメリカ軍が派遣されている東欧モルドバ。

ここで兵士たちが正体不明の敵によって殺害される事件が相次ぎ、事態解明のためにクライン博士が招かれる。

死亡した兵士のカメラ記録から、まるで「幽霊」のような存在を確信するクライン博士。

未知の敵への対処に奔走する博士とアメリカ軍特殊部隊だったが、被害は広がり続け、戦いは多くの犠牲者を出す泥沼の状況へと陥っていく。

上質な作品が多いことで知られるNetflixオリジナル映画の中でも、特に大規模な制作費がかけられた大作SFアクション。

目に見えない幽霊のような存在と軍隊が真正面から戦うという異色の内容で、ミリタリーアクション映画とパニック映画の見どころを併せ持った作品です。

ストーリーの舞台が近未来で、本作でも多脚ロボットが登場。ですが、その役割が戦闘ではなく「人力で運ぶには重すぎる装備の運搬」になっているのが特徴です。

元々Spotも荷物運搬などを用途のひとつとして想定されているそうですが、この「スペクトル」の多脚ロボットもそうやって人間の補助的な役割を与えられているところが、SF映画としてよりリアルな描写と言えるでしょう。

数々のドロイドも見どころのひとつ『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』

多くの惑星と種族が生きる銀河系。

銀河共和国は政治腐敗が進んで統治機構としての役割を果たせなくなりつつあり、強欲な通商連合が武力をもって惑星ナブーに侵攻する事態に陥っていた。

銀河の守護者ジェダイ評議会は事態を重く見て、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービという2人のジェダイをナブーに派遣。

戦いはナブーの女王アミダラをはじめ多くの人を巻き込む壮大なものになっていき、さらにジェダイたちは今後の銀河を大きく左右するフォースの持ち主アナキン・スカイウォーカーと出会うのだった。

SF映画界の歴史に刻まれる名作「スター・ウォーズ」シリーズ。劇中ではさまざまなドロイドが描かれていますが、その中には多脚ロボットのようなデザインのものも登場します。

代表的なのが、「エピソード1」などに登場したデストロイヤー・ドロイド。3本の足とブラスター、さらには強固なエネルギーシールドを備えていて、ジェダイですら苦戦する強敵です。

多脚ロボットが進化を続けた果ての姿として、こんなロボットが登場する未来も来るのかもしれません。

戦闘用ロボットと海兵隊の激戦『キル・コマンド』

テクノロジーが発展し、軍隊の機械化・情報化が進んだ近未来。

ビュークス大尉が率いる海兵隊の部隊は、演習のために訓練地となっている島へと降り立つ。

その島では人工知能を搭載した戦闘用ロボットの開発が行われていたが、演習の中でロボットたちが暴走。

ロボットたちは実弾を用いて海兵隊に襲いかかり、殺りくをくり広げていく。

絶体絶命の状況の中で、ビュークス大尉をはじめとした生き残りの兵士は、高度な知能を持つ指揮役のロボットへと戦いを挑むが……

多脚ロボットの部隊と人間の海兵隊が真正面から激突する、ド直球のSFミリタリーアクション映画。

細かいストーリーは抜きに、ロボットと人類の死闘をド派手な映像で楽しめる作品です。

「高度なAIを搭載した指揮役ロボットが単純な戦闘用ロボットを率いる」という描写が特徴で、現実の未来でもあり得そうなリアルなミリタリー描写を味わえます。

対抗する人間側も武装がハイテク化されていて、目にカメラが組み込まれていたり、死角から敵を撃てる装備があったりと、未来的な戦闘にワクワクさせられるシーンも。

ロボットSF映画の隠れた良作としておすすめです。

意外と本格的なロボット描写やストーリーに注目『アイボーグ』

「アイボーグ」と呼ばれる自律ロボットたちがカメラで街中を監視し、治安を守るようになった未来のアメリカ。

アイボーグによって犯罪の捜査が容易になり、一見すると平和になったように見える社会の中で、捜査官のガンナーはある事件をきっかけに、アイボーグたちの行動に疑問を持つようになる。

ガンナーは捜査を進めていくうちに、アイボーグたちに秘められた恐るべき秘密を知ってしまい……

ロボットたちが「街の監視と治安維持」を担うようになった未来を描くSF映画。

気づかないうちに社会の裏側からロボットが支配を広げる……という、一風変わった内容が特徴となっています。

ゲスト出演的な扱いのダニー・トレホ以外に有名キャストの出演はなく、映像的にもややチープな部分のあるB級映画ですが、独特の世界観とスリリングなサスペンス描写は一見の価値あり。

アイボーグたち多脚ロボットのどこか不気味なデザインも合わさって、ロボットの可能性と危険性を感じさせてくれます。

まとめ:Spotも映画みたいに進化していく?

映画の中で描かれる多脚ロボットたちは、まるでSpotの発展形のようなリアリティを持っています。

これから社会の中に浸透していくであろうSpotも、もしかしたら映画の中のロボットのように強力に、さらに高性能に進化していくのかもしれませんね。

現実のテクノロジーの進歩と比べながらSF映画を観てみるのも面白いのではないでしょうか。ぜひ試してみてください。

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