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ドローン撮影を活用して、産卵期のアオウミガメ6万4000匹の個体数調査に成功

オーストラリアの約1/4の面積を占めるクイーンズランド州に位置する「レイン島」は、世界最大のアオウミガメの繁殖地です。

アオウミガメの保護と研究を担う「レイン・アイランド・リカバリー・プロジェクト」は、2019年12月にドローンを用いて海面の様子を撮影した写真

2020年6月、アオウミガメ保護に従事している研究者達は、ドローン撮影を用いたことにより、その個体数をより正確に調査することができたと発表し、結果を公開しました。

アオウミガメの保護と研究を担う「レイン・アイランド・リカバリー・プロジェクト」は、2019年12月にドローンを用いて海面の様子を撮影しました。
映像では、島の周りに最大64,000匹のアオウミガメが、順番に産卵するため上陸を待っている様子が見事に撮影されています。

アオウミガメに印をつける

上記の調査結果について論文を発表した筆頭著者、クイーンズランド州環境科学省(DES)のアンドリュー・ダンスタン博士は、「今まで研究者たちは、ウミガメの個体数調査を実施するのに様々な方法を試行してきた」、「『PLOS ONE誌』で6月5日に発表された新しい科学的研究により、ドローン(無人航空機、英略でUAV)が最も効率的な調査方法であることが判明した」とコメントしました。

個体数調査方法では、アオウミガメが浜辺に巣を作っている際、アオウミガメの甲羅に無害かつ数日で洗い流される白い塗料を塗り、マークを付けます。その後、塗装済のカメと未塗装のカメを数えます。以前は、観測者は小さなボートに乗り、カウントを実施していましたが、そのデータの精度が課題となっていました。今回初の試みであるドローン映像を活用したことにより、観測者のエラー削減に寄与し、正確なデータを即座に保存することが可能となりました。

本研究は、年々数が減っているアオウミガメの個体数の管理に貢献しています。今後は、人工知能を使用してドローン撮影のビデオ映像からカウントの自動化を目指していくようです。

●「レイン・アイランド・リカバリー・プロジェクト」について詳細はこちら(英語):
https://parks.des.qld.gov.au/raineisland/

●クイーンズランド州について
人口約500万人、オーストラリアの約1/4の面積を占めるクイーンズランド州は、北東部に位置し、ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコースト、グレートバリアリーフ等、人気の観光地を有する州です。年間を通じて温暖な気候に恵まれ日本との時差も僅か1時間と、日本との行き来がしやすいことも特徴です。より詳しい情報はホームページよりご確認ください。
公式ホームページ
https://www.queensland.com

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