ペットと一緒に暮らしたいけど「仕事が忙しくて飼えない」「ペット不可のマンションだから」と諦めている方もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが「ペットロボット」です。
「ペットロボット?そんなの子供用のおもちゃでしょ」と侮ってはいけません。本物のペットのようにコミュニケーションを取ることができるため一人暮らしの方がペットの代わりとして飼ったり、介護施設などでセラピー効果を期待して導入したりするなど人気が高まっています。
とはいえ、現在ペットロボットの種類は豊富にあるため「どんなペットロボットを選んだらいいのか分からない」と悩む方も少なくありません。
そこで今回は、ペットロボットのメリットや選び方、さらに動物別におすすめのペットロボットを紹介していきます。
そもそもペットロボットとは?
ペットロボットとは、その名前の通り見た目がペットの形をしているロボットです。
本物の動物のように、鳴いたり動き回ったりするため愛着が湧き、一人暮らしの方や高齢者の方にも人気があります。
1999年に、初めて犬型ロボット「aibo(アイボ)」が発売されたことをきっかけに、これまで家庭用のペットロボットから介護・医療分野で活躍するペットロボットまで、さまざまなペットロボットが誕生しています。
ペットロボットのメリット
- 住宅環境に左右されないためペット不可のマンションでも飼える。
- 動物アレルギーの方でも安心して飼うことができ、噛みつかれる心配もない。
- 実際に生き物を飼う際に必要な飼育費用・健康診断や予防接種の費用などが必要ないため導入のハードルが低い
ペットロボットの選び方
ここからは、ペットロボットの選び方を「見た目」「機能」の2つの項目に注目して、それぞれの特徴を紹介していきます。
それでは見ていきましょう。
見た目で選ぶ
現在、リアルな見た目のものや機械的なものなど、豊富なペットロボットが存在します。それぞれの特徴を紹介しますので参考にしてみてください。
リアルなペット型ロボット | 機械的なペット型ロボット |
---|---|
●皮膚・毛・羽などが本物の動物に似ている ●タッチセンサーを搭載しており、触るとゴロゴロ喉を鳴らす・首や頭を動かすなどの本物のような動きをする ●癒やしやセラビー効果を期待する方におすすめ | ●性能・動きを重視して作られているため、ひっくり返る・立ち上がる・ダンス・追いかけてくるなどの動きを見せてくれる ●言葉に反応する・しつけ次第で性格が変わるなどの成長するタイプもある ●より多くの動作・コミュニケーションを楽しみたい方におすすめ |
機能で選ぶ
ペットロボットには、さまざまな機能が搭載されているものが存在します。
それぞれの特徴を紹介しますので参考にしてみてください。
人工知能 | センサー | その他 |
---|---|---|
●人工知能が付いていると、遊んでいるうちに学んでくれるためコミュニケーションが取れる ●アプリと連動して一緒にゲームを楽しめるものを存在する | ●タッチセンサーに触れると喉を鳴らす・しっぽを振る・怒るなどの動きをする ●コミュニケーションをたくさん取りたい場合は音声センサー、人感センサーなどセンサーがいくつも搭載されているものを選ぶと良い | ●声を録音・言葉を真似する ●英語・中国語などの言葉を話す ●飼い主の声に反応してお座り・お手などの動きをする ●上記のような機能が付いている場合、値段が高い |
犬型のおすすめ人気ペットロボット3選
ハロー!ズーマー ミニチュアダックス
タカラトミーから販売されている「ハロー!ズーマー」は、オリジナルの名前を付けることができます。名前を呼ぶと反応してくれ、さらに名前を使用したスペシャルボイスコマンドもあります。
日常会話・英語など50以上の言葉を認識し、走る・鳴くだけではなくジャンプ・しっぽを振るなど20種類以上の動きも楽しめるなど、魅力たっぷりの犬型ロボットです。
ヒーリングパートナー もっとおはなしダッキー
タカラトミーアーツから販売されている「もっとおはなしダッキー」は、季節や友達のことなど3000語以上の会話を楽しむことができ、さらに30種類もの歌も楽しむことができます。
毛並みがふわふわしている子犬型のロボットですので愛らしく、話しかけると反応してくれるタッチセンサーが搭載しているため夢中になること間違いなしでしょう。
ハートエナジー プーチ
セガトイズから販売されている「ハートエナジー プーチ」は、日本おもちゃ大賞2014コミュニケーショントイ部門で優秀賞受賞している犬型のペットロボットです。
ほっぺたにあるLEDライトのカラーと鳴き声で今のご機嫌度を表現します。また、鼻・背中・しっぽにタッチセンサーが搭載されているため変化を楽しむことが可能です。
ニンテンドーDSと連動すると、一緒にゲームができるため飽きることなく遊べます。
猫型のおすすめ人気ペットロボット3選
夢ねこプレミアム
セガトイズから販売されている「夢ねこプレミアム」は、夢ペットシリーズの一つで本物そっくりの猫型ロボットです。
タッチセンサーが全6ヶ所に搭載されており、頭・頬・背中を撫でるとゴロゴロと喉を鳴らしたり、しっぽを摘むと嫌がったりと本物そっくりの仕草をします。
あまえんぼうねこちゃん
シニア向けコミュニケーショントイを開発しているデジレクトから販売されている「あまえんぼうねこちゃん」は、本物そっくりのしっぽの動きと鳴き声が特徴の猫型ロボットです。
ふわふわな抱き心地で、鳴き声・しっぽの動き・感情表現が全100種類以上あり、タッチセンサーにより変化します。名付け親になることができ、名前を呼ぶとしっぽを振ったり返事をしてくれます。
なでなでねこちゃん DX3
トレンドマスターから販売されている「なでなでねこちゃん」はその名前の通り、なでなでしたり触ったりすると本物の猫の鳴き声で反応してくれます。
なでなでねこちゃんには、アメショーちゃん・とらちゃん・くろちゃん・みけちゃん・シャムちゃん・ロシアンブルーちゃん・プルシャちゃん・しろちゃんなど、さまざまな種類の猫型ロボットが存在します。そのため、自分の好きなねこちゃんを選ぶことができます。
鳥型のおすすめ人気ペットロボット3選
とんで!オウリー
タカラトミーから販売されている「とんで!オウリー」は、その名前の通り本体に内蔵されたプロペラで飛び立つことができます。
ベリーを口元に近づけてご飯をあげたり、本体を揺らして寝かしつけたりすることができます。目にあるLEDの光と声で「さむい」「おなかすいた」「だいすき」「げっぷしたい」などの感情を伝えることができるため表情豊かで飽きずに遊べます。
生まれて!ウーモ
タカラトミーから販売されている「うまれて!ウーモ」は、自分の手でタマゴから孵化させる新感覚の鳥型ロボットです。
タマゴをこすったり、さわったり、さらには話しかけたりすることでタマゴの中で動き、耳を近づけると鳴き声が聞こえます。ウーモは、「ベビー」「キッズ」「ジュニア」の3段階に成長します。
夢ひよこ
セガトイズから販売されている「夢ひよこ」は夢ペットシリーズの一つで、生後20日目のひよこがみチーフとなっています。
頭を撫でると嬉しそうに鳴いたり、羽をパタパタ動かします。また、放置するとピーピー鳴いたり、手のひらに乗せて撫でると眠ったりと可愛らしい仕草をするペットロボットです。
その他のおすすめ人気ペットロボット3選
ハロー!はらぺこラビット
タカラトミーから販売されている「はらぺこラビット」は、食べてうんちするうさぎ型ロボットです。
おでこを撫でると笑ったり嬉しそうな声を出します。さらに、鼻を押すとくしゃみ・しゃっくりをし、お腹をくすぐると笑うなど感情表現が豊かです。
また、同梱のおやつを口に入れるともぐもぐ食べ、エサを与え続けるとお尻が動いて「うんちする」という前代未聞のペットロボットです。
ハロー!ダイノ
タカラトミーから販売されている「ハロー!ダイノ」と「ハロー!ダイノ ネオ」は、怒ると手がつけられなくなる恐竜型ロボットです。
リアルな鳴き声を上げたり前進・後進はもちろん、ぐるぐる回転したり体を左右に振りながら走ることができます。また、しっぽを引っ張ると目にあるLEDの色を変化して暴れまくります。
ミミクリーペット ハムスター
タカラトミーから販売されている「ミミクリーペット ハムスター」はミミクリーペットシリーズの一つで、ピーナッツクリーム、ココアブラウン、メイプルブラウンの3色が展開されています。
おしゃべりをかわいくモノマネしてくれる、かわいらしい表情で、触り心地の良い生地素材が癒されます。
本物そっくりの見た目をしていて手のひらに納まる大きさがなんとも可愛らしいハムスター型のペットロボットです。
まとめ
以上、2020年最新版のペットロボットおすすめ人気ランキングでした。
ペットロボットは、実際のペットよりも手間や費用を抑えて飼えることができ、健康面の心配事もないため誰でも安心して飼うことができます。
本物そっくりの愛らしいロボットや、高性能で飽きのこないロボットなど、ペットロボットにはさまざまな種類があります。
今回紹介したことを参考に選んでみてください。