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超大作海外SFアクションドラマ「ウエストワールド」シリーズ1~3を紹介

巨大テーマパークを舞台とした『ウエストワールド』は、シーズン3を迎えました!皆さん見ましたか?
シーズン毎の魅力と注目ポイントを紹介していきます!ネタバレが含まれますので、ドラマを未視聴の方・ネタバレを知りたくない方はご注意ください。

シーズン1 西部開拓時代のテーマパークで自我が目覚めた人型ロボットたち

西部開拓時代をイメージした近未来のテーマパーク「ウエストワールド」を舞台に、徐々に自我に目覚めていく「ホスト」と呼ばれるアンドロイドたち。シーズン1では農場の娘役のホスト・ドロレスを中心に、人間もアンドロイドも、パークに隠された秘密に迫っていきます。
自分の暮らす世界に違和感を持ちはじめたドロレスは、「外の世界」を目指して旅を始めることに。彼女はゲストのウィリアムと出会い、行動をともにしながら仲を深めていきます。一方で、彼女を付け狙う黒服の男の影が……。
ドロレス以外にも数体のホストがプログラムから外れた行動を始めたため、パークの管理責任者バーナードは調査をはじめます。パークの創設者であるフォード博士にも意見を求めますが、明確な回答は得られません。

ウエストワールド<ファースト・シーズン> 吹替版

ウエストワールド<セカンド・シーズン> 字幕版

シーズン2 日本の江戸時代をテーマにしたパークエリアでもストーリーが展開

シーズン2は、前シーズン以上にアクションシーンや残酷なシーンが満載。その理由であり、注目ポイントのひとつは、デロス社が運営する別のテーマパーク「ショーグンワールド」の存在です。江戸時代の日本をテーマにしたこのパークのホスト役には、真田広之や菊地凛子など、多くの日本人俳優が起用されました。
またシーズン2では、デロス社が運営するパークに隠された、さらなる秘密が発覚します。
自我を覚醒させ、パークを脱出するため人間に反旗を翻したアンドロイドたち。ドロレスはほかのホストたちを率いて、ゲストやスタッフを惨殺します。その間に、娼館の女主人役ホストだったメイヴは、管理部の人間を利用して脱出に成功。しかし彼女がたどり着いたのは、日本の江戸時代をテーマにしたショーグンワールドでした。
一方でデロス社の重役シャーロット・ヘイルは、スタッフを増員して事態の収拾を図ります。

ウエストワールド<セカンド・シーズン> 字幕版

ウエストワールド<セカンド・シーズン> 吹替版

シーズン3 テーマパーク外のリアルな世界で

シーズン3の舞台は、いよいよパークの外の人間の世界へ。物語は、シーズン2のエンディングの3か月後からスタートします。ドロレスはどんな方法で、人間への復讐に挑むのでしょうか。
また、これまで描かれてこなかった“現実の”世界がどうなっているのかも、本シーズンで明らかに。思わず「ありそう」と思ってしまう未来像に釘づけになるでしょう。
さらに、デロス社を買収しようとするセラックや、ドロレスと行動をともにすることになるケイレブなど、新キャラクターの背景や動向、目的も気になるところ。おなじみのキャラクターたちも登場し、ドロレスに協力するのか、それとも人間側につくのかにも注目したいですね。

ウエストワールド シーズン3 字幕版

ウエストワールド シーズン3 吹替版

同名SF映画は原案、ユル・ブリンナーが主演

このドラマは、1973年に公開されたユル・ブリンナー主演の映画『ウエストワールド』を原案に制作された作品です。

映画は、近未来テーマパーク「デロス」の中にある西部時代エリア「ウエストワールド」を舞台に繰り広げられます。人工知能を植え付けられたアンドロイドは、エリア内のそれぞれのアトラクションに自分の持ち場があり、観客と戦いを繰り広げたり、お互いに交流を深めあう役目を与えられていました。
そしてアンドロイドたちは観客が帰ると、記憶がリセットされるプログラムが組み込まれていたのですが……。
アンドロイドたちは、次第に人間が制御できる範囲を逸脱したレベルで感情や意識を持ちはじめます。「ウエストワールド」に来たゲストたちは、当然アンドロイドたちは奴隷のように自分たちに従うと思っていましたが、突如自我を芽生えさせた彼らは、人間への反逆をはじめるのでした。

「ウエストワールド」の運営会社「デロス社」の名前の由来

「ウエストワールド」は、「デロス社」が運営するテーマパークのひとつ。この“デロス”とは、エーゲ海にあるギリシャの島の名前からとられています。ギリシャ神話によると、この島では人間が生まれること、そして死ぬことが禁じられていたとか。

「ウエストワールド」は、「デロス社」が運営するテーマパークのひとつ。この“デロス”とは、エーゲ海にあるギリシャの島の名前からとられています。ギリシャ神話によると、この島では人間が生まれること、そして死ぬことが禁じられていたとか。
作中ではパークの決まりとして、ここではゲストである人間は死なない、ということが言及されています。これは、アトラクションとしての安全が確保されているということであり、会社に“デロス”という名前がつけられた理由なのかもしれませんね。
原案となった映画では、パークの名前が「デロス」となっています。

思わぬシーン、監督の遊び?

「ウエストワールド」の運営会社「デロス社」の実験室で、龍型ロボットが作られていました。
ストーリーの発展に関わらないですが、驚きました!ドラマを見た方は、ぜひ「龍」を見つけてください。

「ウエストワールド」の解説動画、全体像、ミステリー、豪華製作陣とキャストはこちら

「ウエストワールド」超大作SF・アクションドラマ、話題騒然、ハマりすぎにご注意

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